疲労を溜める３つのNG習慣＜仕事力を向上させるヘルスケアの極意 Vol.11＞

株式会社ラフール 社長室 CHCO
大木 都

2021/7/17

忙しい時にやってしまう、疲労を貯める３つのNG習慣って？

今年の２月はとっても温かいですよね。一足早い河津桜の満開ニュースも流れてきて、着実に春が近づいている日本列島。

とはいえ、これからのシーズンは税理士さんにとって繁忙期。そんな忙しい時期に限って誰もがやってしまう「疲労に追い打ちかける生活習慣」があります。

その結果、頭がスッキリせずに仕事効率が落ちたり、体重が増加してしまったりするのは避けたいですよね！

今月は忙しい時にこそ、やりがちな食事面の「NG習慣」を３つピックアップ！
NG習慣を避けて、快活にお仕事をすすめていきましょう。

【NG習慣１】
甘いものを食べすぎ、糖質過多になる

忙しく、疲労した脳は、異常に糖分を欲する状態になってしまいます。本来は体のエネルギー的には欲していない糖ですが、脳が効率よくエネルギー変換できるので 欲してしまい、体内は糖質過多に。

しかし、これが疲労に追い打ちをかけてしまう原因です。

脳の思うままに糖質を摂取すると、余剰な糖が体に溢れ、消化過程で体を疲弊させてしまう悪い原因になっていきます。

疲れたときほど、上手に糖分と付き合うのが重要です！

【対策】糖質過多を防ごう

▶対策①：甘いものが欲しくなったら最初に栄養バランスを考える
甘いものを食べたくなったら、まずは先に「タンパク質」、「ミネラル」、「ビタミン」、「アミノ酸」など、糖質以外の栄養素が不足していないかを考え、先に補 給しましょう。バランス良い栄養が体内にめぐりだすと、糖分への欲求や脳のだるさが軽減します。

▶対策②：量は可視化する
栄養を十分にとった上で、「糖質」はリラックスのための嗜好品として「１口を堪能」しながら食べましょう。ただし、１日の食べる総量を可視化して過剰に取らな いようにします。
流れ作業で無意識に食べないように、「1日でお菓子１箱」など決めた量から追加はしません。

ご褒美を味わうことで、脳にしっかり「糖分をとった」を意識させるとリラックス度もUP!

▶対策③：甘いものをもっと食べたくなった時
長時間労働が続くと、決めた量以上に食べたくなるものです。そんな時には、糖分控えめな飲み物でリラックス効果を高めながら補給するのがオススメ！
例えば、コーン茶やホットミルク。もっと甘さを欲するなら、糖分控えめココア、紅茶に蜂蜜を少々、砂糖なしのコーヒーにマシュマロ１個、などです。
ほんのり甘く、温かい飲み物をゆっくりと楽しむことで、脳ではリラックスが促進され、疲労回復もできるのでおすすめです。

【NG習慣２】
栄養補給のために深夜や食欲がない時にも、食事をする

ハードワークになると、食事の時間もまちまちに。
22時以降の遅い時間帯に食事をすることも多々ありますよね。

でも、深夜や就寝前にガッツリ食べることはNG習慣！

就寝前の食事は、就寝時間に消化へパワーが取られてしまい疲労回復がしきれません。さらに、消化も疎かになり栄養吸収効率も悪いし、胃腸の調子を崩してしまう ことに繋がります。

疲れた時こそ、無理には食事を取らずに就寝時間はしっかりと身体を休め、リカバリーに専念。

就寝時はしっかり回復をして、翌日にガッツリ朝食を食べたほうが、結果的にハイパフォーマンスに繋がりますよ。

▶対策：遅い時間の食事を避けるなら？
・食事が遅くなりそうなら、18〜20時のうちに栄養を補給しておく
・空腹を感じないなら寝る前は食べずに就寝
・22時以降なら軽食で済ませ、満腹を避けましょう
・深夜帯に空腹が辛い場合は、具だくさんスープがオススメ
・疲労困憊な時ほどアルコールは控えめ（または休肝日にする！）

【NG習慣３】
普段以上にカフェインを飲みすぎる

朝の目覚めのため、ランチ後の眠気対策のため、いろんな理由でカフェイン摂取量が増しませんか？普段よりエナジードリンクまで増える、とか。

特に眠気対策に夜間にコーヒーを飲みすぎると、就寝時の睡眠の質が下がって疲労回復がしきれないので、翌朝の目覚めもダルい…と悪循環に！

▶対策：カフェインを減らす対策
・１日のコーヒー量を決めて、意識的にセーブする（４杯までなど）
・18時以降のコーヒー等はデカフェ（ノンカフェイン）製品を準備する
・カフェインを飲む分、ノンカフェインの水分補給もしっかりする

特に寝起きのだるさや、睡眠の質が悪いと感じる方はカフェインの摂取量や最後の摂取時間をチェックしてみましょう！

いかがでしたでしょうか。

忙しくなる時期こそ、ご自身のパフォーマンスは維持したいもの。日々の変わる体調と向き合い、いつもよりスッキリと頭や身体を感じられるケア方法をみつけられ ると良いですよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。