事務所の概要や業務連携をしたい旨を伝える<税理士必見! 銀行員との人脈作り Vol.2>
株式会社リフレ
加藤充也
2021/7/18
銀行員と接点を持つのにお勧めなのは、自社エリアの銀行や信用金庫を直接訪問することです。そして、以下の内容 を相対した職員に伝えてほしいと思います。
この後どうなるかについてお話すると、最初に受付するのはロビーか店頭窓口担当です。一般的には、預金為替業務を行う部署の所属になります。自部署の役職者で はないので、内線などで上記2の誰かに用件を伝えるでしょう。相手とのタイミングが合えば、その時点で面談することも可能です。
事務所の概要や業務連携をしたい旨を伝える
銀行員にとって税理士は、敬意をもって接する存在のひとりです。無下に扱うことはまずありません。「支店のお客様に関わることかもしれない」と考え、だれかが 出てくる可能性は高いと思います。会うことができれば、事務所の会社案内などを手交し、どのような事務所なのか、今後業務の連携をしたい旨を伝えれば問題あり ません。面談では、できれば以下の点を確認しましょう。
最終的に望ましいのは、以下の状態です。
新しい職員と懇意になり業務連携が深まることも
支店と親密な関係にある税理士事務所もありますが、職員も2~3年に1回異動があり流動性が高くなります。懇意にしていた職員がいなくなった途端に関係が疎遠 になることもありますし、逆に新しい職員と懇意になり業務連携が深まることもあり得ます。以上の点を踏まえ、堂々と支店に赴き面談を申し出てください。
また経験を積めば積むほどノウハウが身に付くはずですので、まずはエリアの金融機関と支店を抽出してすぐに訪問をスタートしていただきたいと思います。