夏季のやる気スイッチの入れ方<仕事力を向上させるヘルスケアの極意 Vol.5>
株式会社ラフール 社長室 CHCO
大木 都
2021/7/17
夏のだるさを改善、やる気が上がるスイッチの入れ方って?!
長い梅雨も明けて毎日のように猛暑が続きますが、体調はいかがでしょうか。
急に猛暑になって蒸し暑さが続くと、本当にだるく感じますよね。
カラダが「だるい」と、どうしてもやる気が出にくくありませんか?
普段の何気ないタスクすら、取り組むまでにスイッチが入らなかったり…。
今回はそんな時にオススメな夏季のやる気スイッチの入れ方をご紹介したいと思います。
■夏のカラダには、寝起き1杯のお水がとっても重要
前回も夏の水分補給については触れましたが、人間の体内には水分が多く必要です。
夏は普段以上に水分が不足していると意識してもらい、起きている間の水分補給を毎時間でもして欲しいのですが、寝起きの1杯がとても大事です。
睡眠により長時間の水分補給がなかった直後の起床時には、まずはコップ1杯のお水を飲みましょう。
目覚めたカラダが吸収しやすい白湯(常温水でもOK)は特におすすめです。また、睡眠時に途中で目が覚めた際にも、一口でも水分を補給し、体内を潤わせ ましょう。
水分不足による、だるさや頭痛を感じているケースも多いので、まずは水分補給です。
■しっかりタンパク質を摂取しよう
夏こそしっかり補給したいのがタンパク質です。
実は、ホルモンや自律神経の素材になっているタンパク質、その中でも吸収効率などを考慮すると夏場は動物性タンパク質を意識して摂取したいところです。
ただし、健康診断で脂の摂取を注意されている方は、脂肪分の取り過ぎにならないように注意しましょう。
■リズム的な運動でスイッチを入れる
「何となく、始める気にならない」という時には、リズム運動がオススメです。
全身運動なら、まるでボクサーのファイト前みたいに、その場で軽くジャンプを繰り返して全身に振動を与える。
デスクワーク前なら上半身むけに肘を曲げた状態で両腕を大きく前回し&後ろ回しと、それぞれ10回ずつ回転させる。
スペース的に運動ができないようならガムを噛む、なんて方法も有りです。
これらの一定のリズムで適度に刺激を与えることで、やる気スイッチが入りやすくなります。
また、リズム運動の場合は特定のパターンを作っておくと、「肩回しは、PC作業開始のやる気合図!」なんて、習慣化により自然なスイッチが入りやすくなります。
■夏だからこそ、温かいスープでスイッチオン!
デスクワーカーの「夏のやる気スイッチ」にオススメしたい食事は、温かい飲み物系(スープ類)です。
夏は自然と冷たい飲み物を好んでしまい、それによって内臓から冷やしてしまいがち。
冷えて疲れたな内臓でも、スムーズに栄養を吸収しやすくするために、温かい飲み物を摂取してみましょう。
特にオススメなのは、お味噌汁です。
汗を良くかいた体には、適度に塩分も補給されますし。
味噌や具材からは栄養素が吸収しやすく、温め効果によって血流にも良い効果が得られ、いろんなメリットが有るんです。
ついつい冷たいものが多くなっているようでしたら、温かいスープをたっぷり食べてください。
■「今からやるぞ!」の意気込みで、上を向いての深呼吸
だるい時にやる気スイッチを入れるには、脳に良い刺激をあたえてあげたいところ。
そんな時にオススメなのが上を向いての深呼吸。
この際の深呼吸は、ゆっくりと大きく鼻から吸って、ゆっくりと口から吐く呼吸をすること。
上を向くと自然と気道が広がって呼吸しやすくなります。
たっぷり吸い込んだら、まるでため息にようにゆっくりと大きく吐き出しましょう。喉や肩周りがほぐれて脳への血流も整いやすくなります。
そしてその状態で深呼吸をする時、口角をあげて少しニッコリしてみましょう。
気分がたとえ乗っていなくとも、表情が笑顔モードになるだけで脳が幸せを感じて元気になりやすくなりますよ。鏡を見てご自身の笑顔を視覚からも確認するとより 良いですね。
いかがでしたでしょうか。
食事や動きなど、やる気スイッチを入れる方法はいろいろあります。
お気に入りのスイッチを見つけたら、ぜひご自身なりのコツを習慣化してみてください。
みなさまが日々を元気に活躍できますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。