成功事例でアピール<税理士必見! 銀行員との人脈作り Vol.6>
株式会社リフレ
加藤充也
2021/7/18
これまでお伝えしてきたことを踏まえて、以下のように面談を進めて頂きたいと思います。
面談の際のポイント
・目的は「業務での連携ができないか」を模索することで、その為にいくつか教えて頂きたいというスタンスを持つ
・自社の沿革と現状を簡潔に伝達
・クライアントの意向もありどこまでできるかは分からないが、取引企業や案件の紹介、勉強会の開催などできうる限りで協力はしたいと伝える
・金融機関は①のような状態だと聞いている。同様な状態かを質問、共感する。その後②以降の質問をしていく。
成功事例でアピール
おそらくあまりにも面談目的が漠然としていたり、何もわかっていません、一から全て教えてくださいという姿勢では相手も戸惑うと思います。
実情は聞かなければわかりませんが、多少は現在の金融機関がこのような状態だと聞いている。税理士事務所に望むことも想定できている。我々もクライアントを増 やしたい。
ついては、このようなことで協力はできるのではないかと想定している。お役に立つことで、支店の取引先や案件を我々にも紹介いただけないか、という主旨のこと を簡潔に伝えることです。
そこからご縁のできる金融機関、そうでない金融機関など様々だと思います。
但し、人の異動は早く、それに伴い疎遠になったり、また親密になることもあり得ます。
事務所では、各金融機関との面談結果を共有して頂き、定期的に面談を図って頂きたいと思います。
接点が多くなるほど事例として「このようなことでお役に立てた」というアピールできる事例も多くなると思います。そのような成功事例も使ってアピールし、金融 機関にある多くの案件を取り込んで、良い関係を多くの支店と構築頂きたいと思います。
最後に・・・
6回にわたりお付き合いいただきありがとうございました。
税理士さんとのお付き合いは金融の人間にとって絶対に必要なものです。是非彼らの良いサポート役となって頂くよう宜しくお願いしたいと思います。