ジャーナリングで業務効率UP<仕事力を向上させるヘルスケアの極意 Vol.10>
株式会社ラフール 社長室 CHCO
大木 都
2021/7/17
今からはじめたい「ジャーナリング」で業務効率UP
2021年が始まったと思ったのに、あっという間に最初の1ヶ月が過ぎようとしていますね。
みなさまは、どんな1年を過ごされたいですか?
もちろん1年間の健康も大切ですし、自分時間を増やしてキャリアアップや趣味や家族のための時間を過ごすのも素敵ですよね!
そこで今回は、1年間の仕事効率UPのために、集中力UPとメンタルケアにも有効な「ジャーナリング」をご紹介します。紙とペンを用いて、数分だけで「スッキリする」とても簡単な手法です。
■ジャーナリングって?
「マインドフルネス」はご存じでしょうか?「ジャーナリング」もマインドフルネスの手法で「書く瞑想」とも呼ばれています。 →マインドフルネスの詳細はこちらへ(https://www.zeirishi-ch.com/wp/gr9cpvvvnsv/)
「瞑想は脳の休息に良い」と聞いていても、忙しい日々に瞑想を習慣的に取るのは、なかなか難しいもの…。そんな時にこそ、数分で簡単にできる「ジャーナリング」で集中力とメンタルケアをしてみましょう。
■ジャーナリングの方法はとっても簡単
やり方はとっても簡単で、「ペンと紙を準備して、書くだけ」です。
ただ、いくつかポイントがあります。
まず、取り組む時間。集中できる5分程度で定期的に行うのがおすすめ。
環境は途中で人などに邪魔されないパーソナル空間を確保して行うようにします。
そして自分で決めたテーマについて、決めた時間の間、ずーっと思いつくままに書き出します。
書き終えた時には、向き合えた自分に「お疲れさま」や「よくやれた!Good!」って褒めて終了にしましょう。
【ジャーナリングのやりかた】
(1)紙(ノート)を出して、今日のテーマを自由に決めます
(2)時間を決めて
(スマホのタイマーを使うと、時計を意識する必要もなくて良いですよ)
(3)次々と思いつくことを、そのまま書き出す
(4)誤字などは一切気にしない、手を動かし続ける
(5)書き終えた後、内容を振り返ってみる
■ジャーナリングの効果は?
集中して書く動作には、瞑想中に呼吸に意識を集中するのと同じように、脳のケアにつながる効果が期待できます。
・一定時間に集中した「自分の意識」への没入感
・手を動かして脳に浮かんだことを黙々と書く集中力
・書き出すことを続けることで、自分の「今」「意識」「気持ち」の自然な現れ
・振り返りで現在の意識を客観視することによる意外な気づき
たとえ書き出すテーマが今の自分にとってはネガティヴなものだったとしても、書き出したことで客観視することに繋がり、気持ちの整理がスムーズにできます。
例えば「私はこの部分が引っかかっていたんだ!」といった感じです。
気づきが気持ちの整理につながり、そこから新たな発見が生まれたりして、否定的な気持ちから離れて、前向きな気持ちに切り替わることすらあります。
つまりジャーナリングって、集中力UPの他、忙しさで落ち気味の気持ちの整理にもってこいなので、仕事効率のUPにおすすめなのです。
身近な用紙に書き捨てても良いのですが、今は2021年1月です。気分の上がる素敵なノートを手に入れ、今年は定期的にジャーナリングをはじめませんか?
いかがでしたでしょうか。
ちなみに私の場合、就寝前の瞑想を習慣化しているので、ジャーナリング(書く瞑想)はゆっくりとした時間がとれる朝やランチタイムに行います。
それもお気に入りの万年筆で、「やりたいこと」を書き出すようにしています。これが気持ち良いんです。万年筆のスラスラとした感覚も合わさり、脳のリフレッシ ュになっている気がしています。仕事や家事の大量のやるべきことに忙殺されてモヤモヤしていたはずなのに、書き終えるとすごくやる気が上がっています。
みなさまが2021年も、ご自身のための大切な時間を過ごせますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。