
- 税務
企業価値担保権の可能性 ~創設の背景から実践的活用法まで~
成長戦略、事業再生、M&A…あらゆる場面で事業を加速
新時代の資金調達「企業価値担保権」の全貌と実践ノウハウを解説!
開催日時:
2025年09月18日(木) 14:00〜16:00
参加費用:お一人様につき11,000円(税込)
セミナー概要
経済構造が変化し、知的財産や技術力といった「目に見えない資産」が企業価値の源泉となる現代。しかし、従来の不動産中心の担保制度では、こうした無形資産や事業全体の将来性を十分に評価し、成長資金を円滑に供給することが困難でした。
このような背景から、企業の事業活動全体を一体として評価し担保とする「企業価値担保権」が創設されました。本セミナーでは、この新しい担保権の基礎知識から、成長資金調達や事業再生といった具体的な活用法、実務上の留意点までを分かりやすく解説します。企業の新たな可能性を拓く一手として、ぜひご活用ください。
【セミナーの目的】
・企業価値担保権の制度趣旨と概要を理解する。
・企業価値担保権が創設された背景にある、従来の担保制度の課題と経済社会の変化を把握する。
・具体的な活用事例を通じて、企業価値担保権の実務的な活用方法を習得する。
・企業価値担保権活用のメリットと留意点を理解し、自社や関与先での活用可能性を検討できるようにする。
開催日時の詳細
2025年9月18日(木) 14:00〜16:00(開場13:30)
プログラム
1. 企業価値担保権の基礎知識と創設の背景
・企業価値担保権の定義と法的根拠
・従来の担保制度(不動産担保、動産・債権譲渡担保など)との比較
2. 企業価値担保権創設の歴史的背景と意義
・従来の担保・資金調達手法の限界と課題
・経済社会の変化と新たな資金調達ニーズ
・企業価値担保権に期待される役割
3. 企業価値担保権の活用シーンとメリット
・資金調達の多様化・円滑化
・どのような企業が活用できるか?
ケース1:スタートアップ企業の運転資金・成長資金調達
ケース2:中堅企業の新規事業展開・M&A資金調達
ケース3:事業再生局面における資金調達(DIPファイナンス等)
4. 企業価値担保権設定の実務と留意点
・企業価値評価の考え方と手法
・担保権設定契約の主要な条項
・登記・公示の方法
・既存の担保権者との関係調整(優先順位など)
・情報開示の重要性と範囲
5. 活用の際の課題と今後の展望
・企業価値評価の客観性・信頼性の確保
・専門人材の育成(評価、法務、金融)
・法制度・運用のさらなる整備の必要性
・企業側の意識改革と積極的な活用の促進
・海外の類似制度との比較と日本の進むべき方向性
※プログラムは変更となる場合があります。
受講方法
Zoomを使用したオンライン受講
※リアルタイムでの受講が難しい場合でも、本講座にお申込みいただければ、研修動画を後日メールにて送付いたします。
注意事項
【研修動画の配信について】
・動画内容はセミナー当日に配信したものを編集した内容になります。
・セミナー終了後2週間程度を目安に、セミナーにお申し込みいただいたメールアドレスに対して、動画視聴用URL、ログインID、パスワードをお送りいたします。
・研修動画の視聴期間は配信日から半年間、期間中は何度でもご視聴いただけます。資料、動画及び音声の第三者への公開、転載、複製、貸与などは固くお断りしております。
【お願い事項】
・セミナーのお申込みは開催日の4日前までにお願いします。
・講座開始1週間前までにZoomのミーティングID、パスワードを記載したメールをお送りいたします。
迷惑メールフォルダに送られている場合もございますので、そちらも一度ご確認いただければ幸いです。
5日前になってもメールが届かない場合は、お手数ですが弊社までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
・講義の録音・録画はご遠慮願います。
登壇者情報

髙井 章光先生
東京大学法学部卒業。弁護士(第二東京弁護士会)。司法試験考査委員[倒産法]、日弁連中小企業法律支援センター事務局長、第二東京弁護士会倒産法研究会代表幹事等を歴任。第二東京弁護士会仲裁センター仲裁人候補者、全国倒産処理弁護士ネットワーク理事。一橋大学大学院法学研究科(ビジネスロー専攻)客員教授。
主催者

株式会社ビズアップ総研
Webサイト | https://www.bmc-net.jp/ |
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会社所在地 | 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター10F |
会社の種類 | 研修関連 |
代表者 | 吉岡 高広 |
従業員数 | 110名 |