組織力向上の鍵は『メンタルヘルスケア』にあり<President’s Report vol.36>

株式会社ビズアップ総研 代表取締役
吉岡 高広
いつも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のトピックは「組織力向上の鍵は『メンタルヘルスケア』にあり」です。
メンタルヘルスという言葉だけを聞くと、「専門家が扱うもの」と感じる方も少なくないかないかもしれません。
しかし、私たちはあくまで「研修会社」です。だからこそ、今このテーマに真剣に向き合う必要があると感じています。
昨今、働く環境は大きく変わりました。テレワークの普及、対面コミュニケーションの減少、業務の複雑化…。
こうした背景の中で、表面には見えづらい「心の不調」が、業務の質や組織の雰囲気に影を落とす場面が増えています。
実際、現場で起きている問題の多くは、仕事のスキル不足よりも「コミュニケーションのすれ違い」や「人間関係の摩擦」に起因するもの。これは業種に関係なく、どの職場にも共通する課題です。
だからこそ、今の時代に必要なのは、病気の診断や治療ではなく、「心のコンディションを整えるための予防的な研修」なのです。
たとえば、私たちの提供する研修では、
・自分自身のストレスに気づく力
・周囲との対話力を高めるトレーニング
・管理職のためのマネジメント型コミュニケーション
など、すぐに現場で活かせる実践的な内容を重視しています。
とくに重要なのが、相談しやすい空気をどうつくるかです。上司がちょっとした変化に気づけるか。部下がモヤモヤを話せる場があるか。それだけで、メンタルケアの早期対応が可能になりますし、休職や離職の防止にもつながります。
実際に研修を導入された企業からは、「職場の雰囲気が変わった」「スタッフ同士の声かけが自然になった」といった声を多くいただいております。
それに伴い、業務効率や生産性の改善にも効果が出てきています。
これからの人材育成において、心の健康はもはや無視できないテーマです。
技術や知識の習得と同じように、心の扱い方を学ぶことが、社員一人ひとりのパフォーマンスを高め、ひいては企業の成長につながる――私たちは、そう信じています。
この機会に、ぜひ一度、自社の研修ラインナップに「メンタルヘルス」という観点を加えてみてはいかがでしょうか。
研修を導入し、組織の可能性を広げる――私たちビズアップ総研も、そのお手伝いをさせていただきます。
今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。